ビジネス英会話やニュースの英会話と異なり、日常英会話ではくだけた表現・フレーズが目立ちます。
「ばか」「メンドイ」「アイツ」「マジ」といったスラングが多用されるのです。
ですから、普通のTOEIC対策用単語集や洋書を読んで単語を暗記しても役に立たないのです。
日常英会話を話したい方が勉強すべき英語の教材はずばり、
「英語のマンガ」「英語のドラマ・映画」になります。
日常英会話では言葉を発する状況が大事な要素になってきます。
そのために視覚的な要素の入ったマンガやドラマを活用して、イメージを頭に叩き込むのです。
マンガの場合、英語の文字が読めるので問題ありませんがドラマや映画を使って勉強する場合は
字幕が必須となります。
私達がアラビア語を100回聞いても聞き取れるようにならないのと同じで、
聞き取れない英単語は100回聞いても聞き取れるようにはなりません。
必ずトランスクリプトと呼ばれる英語を文字に直したものが必要なのです。
トランスクリプトを読んでもわからない単語は、いちいち辞書で意味を確認し、ノートに書いたり
インデックスカードと呼ばれる単語カードの表に英語、裏に意味を書き込みます。
よほど記憶の良い人間以外ははじめて見る英単語を一回で記憶することはできません。
したがって英単語を復習することが必須になるのです。