日本の英会話教育は年々、盛んになってきています。英会話教材の宣伝で、「間違った英語を使っていませんか？」と不安を煽るような謳い文句を明記したものがあります。たしかに、間違った英語を使って英会話をすることよりも正しい英語を使った方が良いのは当然です。

しかしながら、一番の間違いは、考え過ぎて言葉を出せないことです。極端な話、英会話を上達させるには喋りまくることです。仮に、間違った英語を使っていても相手に内容が伝わるケースが多いです。ビジネスであっても大丈夫です。例えば、中国人が英会話を話す時は、文法がめちゃくちゃであっても、とにかく喋りまくります。

喋らないことには相手に自分の意図が伝わらないので、まずは話すことが大切です。日本と同じ文法重視の韓国人は、英会話の際には、日本人以上に綺麗な文法で英会話をするようです。

会話をする量を比較すると、どうしても日本人は他の国よりも少ないです。正しい英会話はとても大切ですが、それよりも他の国のように話す量を増やしていくこともコミュニケーションにおいて大切です。